勝山の縫製工場のラコームさんと共創してブランドを立ち上げました。
「little piece」という名前です。
服を作る際にどうしても出てしまう端切れや余った布があります。
これらは通常お金を支払って業者が引き取り、焼却されていきます。
良い服を作れば作るほど、残反は増えていき環境負荷がかかってしまう。
この残反ストックの山をどうにかできないかと見せていただいたのがこのプロジェクトが始まるきっかけとなりました。
余った小さな布のかけらの使う場所や目的を変えていくことで良い循環のサイクルを生み出すことを目的に両者で色々と思考を巡らせ、生活雑貨と子どものアパレルとしてアウトプットしていく事に決めました。
ただ捨てられてCO2を排出するだけだったものが生活を彩っていく。
小さなステップかもしれませんが、私達はこの積み重ねがよりよい社会を実装してくれると信じています。
小さなステップかもしれませんが、私達はこの積み重ねがよりよい社会を実装してくれると信じています。
ラコームさんはパンツを得意とする縫製工場です。余った生地はタフなものが多く、派手な生地も少ないです。
なので雑貨の方は使い方があまり限定されないような汎用性のあるようスタンダードなものを目指しました。
人それぞれに使っていただけるといいなと思っています。
そしてこのサルエルパンツ。
(自分が)こんなパンツ欲しかった!を実現しています。息子もお気に入りでかなり履き込んでいます。なかなかこのシルエットを出しているキッズパンツは無いのでは?ぜひ皆さんに履いてほしいです。
プロダクトのモチーフグラフィックを担当したのが現在イギリス在住のグラフィックデザイナーのAi Yuasaさん。
何に見えるかわからないようなものを描いてほしいというよく分からないディレクションを見事に落とし込んでくれました。
まだまだ整っていなことも多いのですが
まずはやってみようということでオンラインにて販売を開始しました。ぜひチェックしてみてください。
ONLINE STORE https://www.littlepiece.jp/
福井周辺の方で見本見てみたいという方はご連絡くださいませ。
また、取り扱いしたいという方もいらっしゃったらご相談ください。
社会に役立つことをしたいとなんとなく思っていた事を少しだけ実現できました。
これからlittle pieceをよろしくお願いします。
そうそう、この名前になったのには理由があって
ペツェッティーノというレオ・レオニ作の絵本の英題から授かりました。
この絵本が描いている世界をこのプロジェクトを通して実現したいと考えています。
もしご興味あれば、こちらもぜひ。
良書です。