数日間だけですがローマを旅して来ました。
基本的には、旅はほぼノープランで街をぶらりとすることばかり。
今回もそんな感じで散歩をメインとしていたのですが
ローマは今まで見た光の概念を覆されたような気がします。
特に朝夕の太陽の光。
包み込むように纏う優しい光は
今まで生きていた階調には無かった色彩でした。
朝早く薄暗いころから街にでかけて歩いていると
丘の多い街をゆっくりと太陽が昇るとともに
優しい光と陰のコントラストができ
街がゆっくりと起きていくよう。
この街なら天使がいると
信じてもいいとさえ思います。
僕の写真ではその感動した瞬間を
伝えることができないかもしれませんが
今を記録しました。
そしていくつになっても知らないことを知ることは
生きている喜びだと感じます。
中村文信